バロン

バリ島のマジック・パワー

ケチャックダンス
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バリ島には、リピーターがとても多い。 バリ島には惹きつけて離さないパワーがあると思う。 実際、バリ島にはブラック・マジック、ホワイト・マジックというものが存在する。 ブラック・マジックとは呪いのようなもので、それを解くのがホワイト・マジック である。バリ人は、突然の体の不調は大体、ブラック・マジックをかけられたと恐れおののく。ただの風邪や疲れではないかと思うものもあるが、客観的に見ても様子がおかしいな、と感じることもある。私の実体験を話すと、朝元気に仕事に行った知り合いのバリ人が、お昼過ぎに真っ赤な顔をして、高熱でもあるのか目が涙目になって、行動も少しおかしい感じで帰宅した。信じてはいなかった私だが、バリ島に住んでいると日本では感じないことや、ありえないことが普通に受け入れられたりする。それもバリ島のマジックなのだろうか。 また霊能力が少しでもある人は、バリ島の霊魂の多さにめいるという話も良く聞く。バリ人自体も、お化けはそこらじゅうにいると言ってるし、お化けを見るバリ人もたくさんいる。ただ、バリ人いわく、全てのお化けが悪さをするお化けではないらしい。善い行いをしているものは優しい顔のお化けが、悪いことをしているものには、とても怖い顔のお化けが見えるとのこと。神様はどこでも自分たちの行いを見ているので悪さは出来ないという。ヒンドゥー教の神を見たことがあるだろうか、顔が3つあり、360°見渡せるようになっている、また手がいくつもあって、悪い行いをした者には処罰を、善い行いをしたものは救いの手を差しのべてくれる、そんな意味があると、バリ人が教えてくれた。 バリ島には、他にも不思議な現象がたくさんある。お祭りで奉納されるダンスなどでは必ず観に来ている参拝客がトランス状態になります。実際私も満月の日にお寺に見に行ったことがあるが、男女関係なく、何人もとりつかれたように暴れだし、それは2〜3人の男性の力でないと抑える事ができないくらいのパワーだった。それを怖がりながら、でも当たり前のような目で見るほかの参拝客。日本のお祭りとは、やはり何かが違う“神”のパワーがそこには存在していた。そもそも、日本と違い、お祭りというのは神様・先祖様が下界に下りてくる日。そのために花や供え物や、演奏などを捧げもてなすのだから、神の力がそこに現れるのも、バリ人にとって見れば普通の、歓迎するべき現象なのかも知れません。私自信、頭で理解するというよりは、バリ島で見て感じて、何となく、神の力というものを感じ、信じるというより当たり前に存在するものなのだろうと納得してしまった感じ。これは、誰かに話しても、なかなか伝わりにくいし、理解して欲しいとも思わない。 バリ島に来たなら、日本の感覚を一度ゼロにし、バリ島を柔軟な心で受け入れてみると、また違った何かを感じれるかも知れない。 観光地を巡ってしまった方や、本当のバリ島を感じてみたい方は、バリ人のお友達を作ったり、ホテルではなく、ホームステイをすることをお勧めする。 バリ島を知るには、バリ人の生活を見ることが一番の近道だと私は思う。 バリ島に限らず、どの国も観光地だけではその国の本当の姿を見たとはいえないだろう。 どの土地も、そこに暮らす人々があっての魅力があると思う。 ただ、バリ島は世界中の観光地の中でも飛びぬけて人気のある島、神々の棲む島と言われる理由は、そこに暮らすバリ人が心からバリ島を愛しているからだと思う。 バリ人は、自分たちがバリ人である事、ヒンドゥー教であることをとても誇りに思っている。インドネシア共和国のバリ州であるが、彼らはインドネシア人ではなく、バリ人だと胸を張って断言する。また、実際私はよくお買い物に行くと、バリ人のスタッフの女の子と世間話をする事が良くある。そして、日本人客に慣れている子などは、日本人の彼が欲しいと言って来たり、また既に日本人の彼がいる子もいた。しかし、結婚となると皆バリ人とすると言う、なぜかと聞くと、お祈りが出来なくなるから。バリ人の女性はお祭りとなると、とにかく忙しい。しょっちゅう小さいお祭りはあるし、大きいお祭りになれば、チャナンというお供え物えを何百と朝から晩まで作る。仕事をしていようが、家に帰ればどんなに疲れていても手伝だわなければならない。そんな大変なお祭りが出来なくなるから、他の宗教の人とは結婚したくないという。またバリ人の男性たちも、お祭りになると、お仕事がある。長い竹に椰子の葉から作った飾りや花、供え物などが施された“ペンジョール”“ラマック”と呼ばれる垂れ飾りを施した竹の祭壇を各家庭の門脇にたてたり、祭壇に金色の布を巻きつけたり、男性たちも買出しから手伝いまで大忙しだ。そんな大変なお祭りだが、彼らは喜んでお祭りの準備をする。家族や親戚がみな助け合いながら準備する。それもバリ人にとっては重要なのだという。バリ人はそこらじゅうに親戚がたくさんいる。そしてその繋がりを大切にするのである。バリ人にとって1番大切なお祭りは、1家族だけでは出来ない儀式がたくさんある。助け合いによって、成り立っているバリ人の生活、そんな自分たちの島を愛してやまない人々によってバリ島は今もなお、魅力を放ち続けているのであろう。 その、バリ人を作っているのがバリ・ヒンドゥー教なのであろう。 そのヒンドゥー教についてお話したいと思います。 バリ土着の信仰とジャワ経由で7世紀にもたらされたインドの仏教やヒンドゥー教の要素が融合している。バリの土着の信仰は、太陽、月、日、水、大地や祖先の霊などを信仰するアニミズム的な信仰で、バリの人々は、1本の木や草にも神が宿り、森などには霊が宿っていると考えている。  バリの人々は、創造の神ブラフマー、成長と守護の神ヴィシュヌ、破壊の神シヴァ神という3つの神を三位一体の神として信仰し、霊魂の不滅や生命の生死がめぐるという輪廻転生[りんねてんしょう]の概念を信じている。


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